NATROMのブログ

ニセ医学への注意喚起を中心に内科医が医療情報を発信します。

週末は地獄を見てきたぜ

一泊二日で別府へ。チビ、妻、母、私の4人。10月30日の昼は由布院で豆腐料理。リサーチなしになにげに入ったのだが、なかなかよかった。複合観光施設の一つ。他の店もなかなか面白かった。水路にカニ数匹。チビはカニには余り興味を示さず、石を投げて遊んでいた。足湯は誰も入っていなかった。足湯200円は微妙だな。

九州自然動物公園

アフリカンサファリ。アフリカンと言いつつ、ヒマラヤクマやアメリカバイソンがいたりする。バスに乗っている人たちがトラに餌をやっているのを見て「バスにのりたい」と言い出すチビ。外にトラがいるから乗り換えは無理だと諭すも、「トラがきてもやっつけるからいい」とのこと。妻が、「お前には10年早い」。いやいや、10年経っても無理だと思うぞ。次回来た時はジャングルバスに乗ってトラに餌をやろう。混んでるらしく予約しておいたほうがよいとのこと。車で園内を一周したあとは、中央の施設でも金を使わせる仕組みになっている。チビが小さな遊園地をさっそく見つけて遊ぶ。世界の名猫館というのがあって、金を払えばやたらと上品な猫と遊べる。ライオンの仔を抱いて写真を取ったりもした。チビ的に一番面白かったのは、「トランポリン」(10分200円)だったようだ。

マジック犬

夜は別府のホテルへ。食事は、魚は普通。だんご汁がうまかった。期待していたよりはよかった。ここのホテルでは、従業員が、山田奈緒子@トリックのような手品をみせる。日本で2番目のマジック犬とやらが透視のマジックをしてくれた。犬のやる気のなさ具合がなんともいえない味を出している。面白かった。風呂は温泉。源泉であることは確からしいが、人が多くてゆっくりというわけにはいかず。

ホテルは海に面した東向きということで、一人で早起きして朝日を見に行った。曇っていたけどな。一時間半ほど粘ったけどダメ。散歩の観光客が口々に同じことを聞くのでむかつく。釣れてねえんだよ。

地獄巡り

31日は、別府だから、地獄巡り。「鬼がいるよ〜」とチビをからかったらマジ泣き。私も、かなり子どもの頃に行ったっきり。坊主地獄の印象が強く残っているのだが、今回行った鬼石坊主地獄とは違った。どうも、別府地獄組合に入っていない坊主地獄もあるらしい。すごい名前だよな、地獄組合。別府地獄組合に入っている9つの地獄は、共通券で2000円で回れる。一つだけだとそれぞれ400円。「これで400円とったら詐欺だろう」という地獄が混じっているけど。動物園とか熱帯魚とかワニとか。動物園は普通にゾウとかカバとかクジャクとか。熱帯魚は、「アマゾンの人喰魚ピラニア」など。昔は珍しかったのであろう。あと、完熟バナナを一本500円で売っていたりする。いくらなんでも高すぎだろ。

別府でウナギを食う

昼はウナギ。いつぞやの2時間待たせたウナギ屋と違って、注文したらすぐに出てきた。味はそれなり。身がちょっと固め。香ばしさでいうなら、吉塚うなぎのほうがいいだろ。あとでネットで調べたら、結構な名店なんだと。メニューは蒲焼とうな重のみ。営業は昼だけで土曜丑の日は休業。秘伝のタレ。・・・犬丸?

うみたまご

ずっとチープな雰囲気できてたところに、新しくなった大分マリーンパレス水族館。うん、ここはデートで来てもいいぞ。充実している。人がやや多めであったこと以外は、すべて満足できた。海棲哺乳類に力を入れているのか、ラッコ、セイウチ、トドなどがいる。セイウチのショーは初めて見た。腹筋するんだよ。ショー自体はそれほどではないが、触らせてくれる。私が触っただけで、チビは怖がってマジ泣き。ぶにぶにして、なんとも言えない手触り。ペリカンやペンギンも間近で見れた。タッチプールではナマコやヒトデやサザエに混じって、魚を入れてある。ほとんどの魚は動きが早くて触ることすらできない。動きのとろいベラをやっとこさ捕まえることができた。チビはナマコを触れるようになった。ここのラッコは、貝を割るときに壁のガラスを使う。うまいこと割る。食べ終わったら、貝殻を底から持ってくる。貝殻と引き換えにイカがもらえるのだ。アジは頭と尻尾は残す。

夕食は天ぷら食べて帰った。楽しい休日であった。