さて、今回紹介するのは、調布カイロプラクティックオフィスのカイロプラクター、山口純子先生*1の仮説です。ストレスであなたの骨がゆがんでいます!という著作*2を書かれており、それだけでもちょっと アレ気 期待大なのですが、骨を歪ませる電磁波から身を守る方法が、さらに斬新でユニークです。少々長くなりますが、山口先生がこの仮説を思いついたきっかけから。
ある日、ボ〜・・・っと空を眺めながら歩いていると、電線にハトが
とまっていました。そのすぐ横には変電圧機が・・・
『ハトさんはなんで大丈夫なんだろう・・・』
そんなことを思いながら、きょうは鶏のから揚げにしようなどと思い、
その夜鶏肉を切ろうとしたとき、
『鶏肉の脂肪って黄色いな・・・ん!?黄色!?』電磁波と鶏の脂肪とはなんの関係もありませんが、それはわたしの頭に
ひとつのキーワードが誕生した瞬間でした。((電磁波対策をさがそう! VOL.13より URL:[]http://www.melma.com/backnumber_103114_1092326/[]))
セレンディピティです。木から落ちるリンゴを見ても、アオカビをコンタミさせて培養に失敗しても、変電圧機のそばの電線にとまっているハトさんを見ても、凡人は何も思いつかないでしょう。山口先生は凡人ではありませんでした。しかも、山口先生は単に思いついただけでなく、仮説を裏付けるためのリサーチを行うのです。同じような環境にいても日本人では首の歪みは生じず、白人は酷い肩こりと首の骨のゆがみが生じたのです。肌の色と電磁波に対する感受性に何か関係があるかもしれない…。
わたしの頭にいくつかの仮説が浮かびました。
そして、その仮説を裏付けるリサーチをはじめました。
さすがに白人は何十人もここのオフィスにくるとは思えないので、
肌の色が白っぽい人と黄色っぽい人を対象にはじめました。((電磁波対策をさがそう! VOL.13より URL:[]http://www.melma.com/backnumber_103114_1092326/[]))
山口先生の頭に「電磁波と肩こりは無関係である」という仮説が浮かんだかどうかはわかりませんがともかく、このリサーチの結果、一日平均7時間以上パソコンを使い続けている人で、首の骨がゆがんでいた割合は、肌が白い(黄色みが少ない)人で50人中30人(60%)、肌が黄色っぽい人ので230人中25人(約10%)だったのです。ちゃんとコントロール群をとっているなんて科学的ですネ。統計学的検定するまでもなく、有意差があります。黒い肌は紫外線からの防御ですが、じゃあ黄色い肌は何かから体を守るためと考えてみると…
アジア圏は・・・[]http://www3.to/seismology/[]の図をみても分かる
ように、たくさんのプレートが沈みこんでいます。その部分から発生していることを考えれば、アジア圏は世界の中でも
比較的電磁波の高い地域ということがいえるかもしれません。そして、その地域に住んでいる人達の肌が黄色・・・
どーしてもわたしはこの色を無視できないのです。((電磁波対策をさがそう!VOL.16より URL:[]http://www.melma.com/backnumber_103114_1092329/[]))
黄色い肌はプレートが沈み込んでいくときに出す電磁波に対する適応だった!かもしれません。あくまで「かもしれません」ですよ。断言していませんよ。突っ込んだら負けですよ。
そして、体は、皮膚をこの黄色いフィルターのようにすることによって、
脳が混乱をおこすタイプの電磁波から身を守れることを知っているのか
もしれません。なぜ黄色なのか。それはわかりません。
ただ、黄色い肌のかわりに黄色い下着をつけたり、黄色いサングラスを
かけると、それだけで首のゆがみが戻ってくる人がいるということは、
そこにきっと何かあるのでしょう・・・。((電磁波対策をさがそう!VOL.17より URL:[]http://www.melma.com/backnumber_103114_1092330/[]))
電磁波防御ジャージ | 電磁波防御ジャージその2 |
山口先生の仮説によれば、皮膚の黄色いフィルターが脳が混乱をおこすタイプの電磁波から身を守っているかもしれないのです。山口先生は美白美人かもしれません。黄色い下着や黄色いサングラスだけで首のゆがみが戻るなら、全身が黄色だとさぞや防御力が上がるでしょう。さて、紫外線に当たると皮膚が黒くなるように、電磁波からの防御のために肌が黄色くなることはあるのでしょうか。黄色のフィルターで脳が混乱をおこすタイプの電磁波を変えられるのなら、「体は皮膚を黄色くさせる工夫をしはじめるでしょう」と山口先生は仰います。
まず、骨盤の腸骨という骨をグィ〜っとねじってきます。
{ ●▼● }←骨盤
腸骨→●▼●←腸骨
↑
仙骨(尾てい骨がくっついている骨)((電磁波対策をさがそう!VOL.18より URL:[]http://www.melma.com/backnumber_103114_1092332/[]))
{ ●▼● }ノシ <僕、骨盤くん ←ちょっとかわいい。それはともかく、「骨盤の腸骨という骨をグィ〜っとねじって」くるそうです。怖いですね。何が何のためにねじってくるのかというと、「体が」「肌を黄色くするために」ねじってくるのですよ、グィ〜っと。みなさん、ちゃんとついて来れていますか?そんで、●(腸骨)がねじれると何がどうなってか側頭骨も一緒にねじれ、「そのあごの関節に、軽い痛みが生まれます」。「実は、このあごの関節付近に腎臓の反射点があるのです」。「健康だった腎臓の機能はだんだんと低下していきます」。「腎臓は血液の浄化装置でもあるので、それが機能しなくなるということは、血液が汚れていくということなのです。そして、体は、この血液の汚れを利用するのです」。私もついていけなくなりそうです。私がわざとおかしな部分を引用しているのではないかと疑う読者諸君もいるかもしれません。そこで、最後のまとめは、ちょっと長めに引用しましょう。
☆まず体は、電磁波による脳の混乱を最小限にくいとめる手段として、
体を黄色く染めようとします。(仮説)☆『体を黄色く染める方法・・・』
体は一生懸命考え、
『そうだ!黄疸をつくればいいんだ!』☆黄疸をつくるのに一番てっとり早い方法は・・・
『うん。肝臓の細胞をちょっと壊そう。』
(肝臓の細胞が壊れて血中に流れ出ると、その黄色い色素が皮膚
に沈着します。)☆でも、どうやって肝臓の細胞を壊そうか・・・
『細菌やウイルスにかぶりついてもらうか・・・』☆でも、人間の体には、免疫というものがある。
外からの異物を包み込んでやっつける細胞がいっぱいあるのです。☆『だったらその免疫力を衰えさせよう。』
☆そこで体は、この電磁波にさらされている環境下でどちらのほうが
長く生きられるか、てんびんにかけるのです。A★肝臓の細胞を壊さず、電磁波の波長による脳の混乱から発せら
れる間違った指令による体のダメージのほうがこわいか。B★肝臓を壊し、黄色い肌をつくり、電磁波の波長による影響を最
小限におさえる。その代り、肝臓の病気によって受ける体のダメ
ージのほうがこわいか。☆そして、Aの、脳の混乱から発せられる間違った指令による体のダ
メージのほうがこわいと体が判断したとき、体は、血液を汚して、
肝臓にダメージを与える方法を選ぶのかもしれません。((電磁波対策をさがそう!VOL.21より URL:[]http://www.melma.com/backnumber_103114_1092335/[]))
黄疸は、電磁波から体を守る防御反応だったのです。風邪をひいたときの熱は安易に下げないほうがいいのと同様、黄疸も安易に治さないほうがいいのかもしれません。まさにダーウィン医学ですよ。肌の色が白いまま電磁波を浴びても、せいぜい「酷い肩こりと首の骨のゆがみ」ぐらいなのに対し、「腸骨をグィ〜っとねじられ、側頭骨がゆがみ、あごの関節が痛んで、腎臓の反射点が刺激され、腎臓の機能が低下し、血液が汚れ、免疫力が衰え、肝臓にダメージを与えられ、黄疸が起きる」ほうがどう考えても怖いような気がしますが、私の気のせいかもしれません。かもしれません。
山口先生は「黄色い人の、黄色いための、黄色い理由」という素敵な本を書いておられます。誤解されそうなタイトルですが政治的に他意はありません。私が山口先生を知ったのは、■電磁波による骨のゆがみが急増中(ダイヤモンド・オンライン)という記事からです。ダイヤモンド社は大丈夫なのでしょうか。また、山口先生は日本メンタルヘルス協会公認カウンセラーだそうですが、ちゃんとカウンセリングしてあげたほうがいいかもしれません。