先日、機会があって、Basedow*1という名前のワインをごちそうになった。バセドウって言うと、バセドウ病という名前の病気がある。甲状線機能が亢進する自己免疫性甲状腺疾患なんだけど、グレーブス病(Graves' disease)とも呼ばれている。ドイツのバセドウさんと、イギリスのグレーブスさんがほぼ同時に発見したからこうなっている。
まあそれはそれはとして、バセドウワインは、バセドウ病を発見したバセドウ先生の子孫がオーストラリアに渡ってつくったものだそうだ。これはごちそうしてくれた先生がそう言っていただけで、裏はとっていない。ちょいとウェブで探してみたけれども、そういう情報は見つからなかった。医学関係者にとっては、ちょっとしたトリビアになりそうなもんだけど。味は普通。というか、ワインの味は私にはわからない。バセドウだからといって、目が飛び出るほど高いというわけではないようだ。
*1:URL:http://www.wineint.com/encyclopaediadetails.asp?ID=174419