■Creative Spaces TOPICS*1から引用。しょっぱなの「笑いと感動が遺伝子をONにする」ってところからそこはかとない不安を覚えるのだけれども、もっとステキな記述が。
水道水を燃料に、しかも酸素を吐き出して走る車というのはなかなかステキだと思うのだが如何か。水素燃料電池車ってのはあるけれども、それは水ではなくて水素を燃料にし、出てくるものは酸素じゃなくて水だからなあ。しかも、その水素ってのは、現状では化石燃料でつくっているから、特にクリーンというわけでもなし、石油のために戦争をしなくていいわけにもならない。水道水で走り酸素を吐き出す夢の自動車ってのは、何か謎のハイパーテクノロジーを使っているに違いない。この文章を書いたきくちゆみ*2さんは、グローバル・ピース・キャンペーンの発起人で、自然農業、環境、平和運動などをされている方。多分、「横浜にある小さな会社」ってのは水素燃料電池車を作っていて、きくちさんが科学的知識のなさからカンチガイしちゃったのだろう。でなければ、永久機関詐欺か。
「水道の水をいれると、その車は自由自在に動きだした。排気ガスは酸素。この車はまるで樹木のようだ。走れば走るほど、空気がきれいになる夢の自動車」
この文章を書いて数日後に、私は夢のような出来事・人に出会いました。横浜にある小さな会社が、すでにそんな夢のような車を作ってしまったのです。まだ聞いただけで、実際にこの眼で見てないし、その車に乗っていないので、それまではあまり喜びすぎないようにしますが、開発をしたご本人に会い、その動機を聞いて、「これは本物だ」と思いました。
今度その水で走る車を見に行きますので、一緒に見に行きたいという方はDMをください。これが実用化されれば、もう石油のために戦争をしなくていいわけです。でも、エネルギー利権で儲けている人々は、「そうは問屋が卸さない」でしょうね。どうすれば、この技術が安全に、有効に、悪用されたり封印されることなく、広めることができるかが、大きな課題です。良いアイデアがある方も、DMしてください。
2004年8月6日付記。『DAYS JAPAN』8月号を読んでみたら、「でなければ」のほうでした。ヘキサゴンエナジーとハイゲンテックジャパンとかいう会社が、水素を入れないと走らない水素燃料電池車とは違った、水から水素を作る水素発生装置付きの夢の自動車を開発したのだと。
2007年6月20日付記 いま気がついた。Creative Spaceって、千島学説支持の人のサイトだ。千島喜久男-村上和雄-稲田芳弘-きくちゆみ。トンデモは連鎖する。