なとろむさん・みなさん:林 衛です下が核心部分へのご回答になると思います。
これをうまく整理して自由研究集会のFBページにアップしたいと存じますので,ぜひご協力をお願いいたします。
2018/05/03 21:41、NATROM
のメール: 林衛さんへ。
・「福島医大チームが過剰診断ではないとしている150を越える手術例にたいして,@NATROM さんは「過剰診断だ」とお考えですか?
多くは過剰診断であると考えています。以前のメールで既にお答えしています。該当部分を再掲いたします。
多くというのは,どのくらいでしょうか? 下を読むと,90%という数字がでてきたり,それよりも多いかもとか少ないかもとか,よくわかりません。
また,過剰診断の定義としては,生涯症状がでない甲状腺がんを150近く手術するような過剰診断だということですね。
それが結論,なとろむさんの主張だとして,私にわからないのは,その根拠です。
検診の結果,過剰診断と狭義のスクリーニング効果(スクリーニングでねらう成果)が原理的に生じるというのは林にもわかります。
わからないのは,狭義のスクリーニング効果がほとんどなくて,ほとんどすべてが過剰診断だと結論できる理由です。これをわかるように説明していただきたいと存じますが,いかがでしょう?
私も質問の仕方を変えるなど,しばらく考えてみたいと存じます。
福島医大チームは,過剰診断かもしれないがやむをえず治療せざるをえなかったなどとなとろむさんはお書きですが,どうしてそうなるのか。
経過観察を重視した上で,生涯無症状とは考えられない高危険度がんに絞って手術をして,再発例まででているのですから。福島医大チームとなとろむさんとの考えのちがいは,
・福島医大チーム:生涯無症状とは考えられない高危険度がんを手術した
・なとろむさん:経過観察しようとしまいと乳頭がんの診断は90%が過剰診断(生涯無症状)だとわかりきっているだということでしょうか?