■正論に勝てないからと逃げた悪徳商法?マイアックスの続き。日本トリムの正規代理店である「水の舞普及会」の「提橋和男の新☆管理人のつぶやき」から新作だよ。これまでの流れは、
提橋氏「天羽女史は多くのサイトに書き込みを行うことによって、Web上にひとつの世論を創造し、自分の主張を広めようとしているのだろう。『悪徳商法?マニアックス』の『日本トリムの説明を聞いてきました』も天羽女史または取り巻きが投稿したものだ。なぜなら、リンク先が訂正されているからだ」
NATROM「(゚Д゚)ハァ?『悪徳商法?マニアックス』の管理人であるところのBeyondさんが訂正しただけじゃね?」
提橋氏「天羽女史ご本人がbeyondさんとつるんでいたことを暴露してしまった」←new!
■提橋和男の新☆管理人のつぶやき 1171*1
NATROM先生は、私の主張を「妄想」と斬り捨てましたが、何と、天羽女史ご本人がbeyondさんとつるんでいたことを暴露してしまいました、↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
もともと、トリムの宣伝法法については、ちょっと前の副社長と直接話をして、「もう活性水素の話は宣伝に使わない、全社的にその方向に動いている」という話を聞いたから書いたものなんです。そうしたら、なかなか末端まで指示がいかなかったらしく、販売現場でまだやってるのをbeyondさんが見つけてきたんですよね。
言及先のエントリーの人ですが、何でトリムの副社長の主張に反することを書いているのかが謎ですね。正規代理店が提供元の指示に従わないってどういうことなんでしょうか。
まあ、その副社長がこの間別の会社に移っちゃったんで、今後どうなるかわかりませんけど。
リンク先の日付はなぜか2009/06/30になっているけど、アップされたのは2009年9月ごろ。暴露もなにも、ずいぶん以前より天羽さんが悪徳商法マニアックスの掲示板に書き込みなどをされていたことは、よく知られていると思っていたよ。ていうか、「いよいよここじゃなくて、悪マニさんトコのネタになるのか……(遠い目)」というapjさん(天羽さん)の書き込みが、吉岡英介氏による提訴のきっかけになったんだけど(吉岡氏敗訴で判決が確定)。もしかして、掲示板に書き込みしたり、発言について言及したりするのが、取り巻きってことになるだろうか?私の知る限りにおいて、beyondさんによる悪徳商法批判と、apjさんによる「水商売」批判は、独自になされてきたものだ。どちらかがどちらかの取り巻きってことはない。これを取り巻きっていうのなら、beyondさんや、NATROMのみならず、菊池誠さん@大阪大学、黒影さん@幻影随想、TAKESANさん@Interdisciplinary、DocSeriさん、T-3donさん、pollyannaさんなどなど、みなapjさんの取り巻きってことになってしまう。すごいぞapj団。普通の人間は入団できません。言及されていない方は、自己申告で「我こそはapjさんの取り巻きである」と名乗ろう。
実際のところ、冗談ではなく、提橋氏は、真剣にこれらの人たちのことをapjさんの取り巻きだと考えているのだろう。ネット上で間違った主張を行えば、複数の人からツッコミが入るのは当然であるのだが、提橋氏はこれを理解できない。「自分の主張が正しいのに複数の人から間違いを指摘されるのは、批判者がつるんでいるからだ」という考えに陥ってしまう。こうした誤謬はよく見られる。批判に対して具体的な反論ができなくなって、誰と誰は複アカだ、同一人物だ、などと言いはじめるトンデモさんはよく見かけられた。提橋氏が、「正規代理店が、提供元の『活性水素の話は宣伝に使わない』というの指示に従わないってどういうことなのか」という指摘に対して、なんら具体的に反論できていないのを見よ。
ひとたび「批判者は同一人物もしくは一味」という誤謬に陥ってしまったら、修正は困難で、批判の存在自体が自説の正しさの根拠となってしまう。提橋氏は、自分に批判的なブクマコメント一覧を引用しているが*2、多数の批判があること自体が自分の正しさを示していると思い込んでいるのだ。なお、世界中が「批判者一味」だと考えるのが陰謀論である。陰謀論者に自説を修正させることの困難さはよく知られている。ニセ科学批判批判の文脈において、「トンデモさんを大勢で批判しても頑なにさせるだけで意味がない」という指摘がなされることがあり、ごもっともだと思うのだが、だったらどうすればいいのかわからない。一対一で諭せば、提橋氏が理解できるようになるのだろうか。提橋氏は、電解還元水整水器の販売者であり、不適切な発言に対して批判されるのは当然のことであろう。「喘息が治った」という体験談*3にて効果効能を暗示しており悪質だ。当然のことながら、喘息は自然治癒しうるので、喘息が治ったという事例の列挙にはあまり意味がない。電解還元水を使用した群と、使用していない群の比較が必要である。「事実をとらえて医療に取り入れている医師もいる」のに、そうした研究がなされていないのはなぜなのか。科学的思考能力に劣る医師ぐらいしか還元水を積極的に取り入れないというのと、そもそもが比較すると有意差が出ないからなのだろうが。
以下は提橋氏の疑問に対する答えである。
1、 悪徳商法?マニアックス」・日本トリムの説明を聞いてきました - 悪の最新情報]について関係のない第三者のNATROM先生が、なぜしつっこく反論してきたのでしょう? それだけではありません。取り巻きと思われる人たちが一斉に反撥のコメントを書き込みました。
「悪の最新情報は天羽女史もしくはその取り巻きによるものだ」という主張は突飛で面白い主張だから言及した。他にも、掲示板と普通のページの区別がついていない、単なる移転を「正論には勝てないと逃げた」、「マイアックス」という誤記、などという愉快な主張があったのが理由である。「一斉に反撥のコメント」については、提橋和男の新管理人のつぶやき1139…続・悪の最新情報のブックマーク一覧のことと思われるが、提橋氏の主張が面白がられているだけだろう。
2、 私の指摘が図星で、自分たちの相関図がばれたら困るから、一斉に反撥したのでしょう。ところが「雉も鳴かずば打たれまい」だったのに一斉に「鳴いてしまって」すべてがバレてしまった。こちらが聞きもしない方の名前までばらして、しかも、最後は真打登場。皆がつるんでいたことをオープンにしてしまった。真が抜けていますよね。
3、 皆でつるんで「アッピッピー」ですから、他の似たようなサイトも「アッピッピー」軍団のやらせサイトということをオープンにしてしまいました。そうでしょ。あまりにも見事なブーメランっぷりのNATROM先生!
上記したように、beyondさんの掲示板に以前からapjさんが書き込みを行っていたのは周知の事実である。隠してもいなかったことを、提橋氏が「発見」してしまっただけである。古くから悪徳商法批判を行ってきたbeyondさんと、「水商売」を批判してきたapjさんが知り合いであるのは別に不思議なことではない。積極的にニセ科学について言及してきた人たちはたいてい、何らかの関わり合いを持っているのは当然のことだ。取り巻きと知り合いは異なる。
4、 ついでに言えば、「悪徳商法?マニアックス」がNATROM先生と関係のないサイト、つまりNATROM先生がまったくの第三者であるとしら、「「悪徳商法?マニアックス」の管理人であるところのBeyondさんが訂正しただけじゃね?リンク先を訂正することなんて、ウェブサイトの管理をやっていたら日常茶飯事だろう」。「「悪徳商法?マニアックス」の管理人でないと訂正できないんだよ。それとも、Beyondさん=天羽さんとでもお考えなのかな?それこそ妄想だ」と随分と詳しく内部事情を書いていること自体ありえないことです。まして「それとも、Beyondさん=天羽さんとでもお考えなのかな?それこそ妄想だ」と断定する根拠などないハズです。つるんでいなければ・・。
ということは、NATROM先生とBeyondさんとはお仲間であるということを、自からバラしてしまっている。
「悪徳商法?マニアックス」のサイトを訂正できるのは「悪徳商法?マニアックス」の管理人だけ、というのが詳しい内部事情なんですね。 「アクセス数を上げるため、自分でも延々とアクセスし続けました*4」というユニークなSEOと同じくらい面白いです。「暴露」される前に言っておくが、ずいぶん以前より、■悪徳商法リンクにおいて、私の「進化論と創造論〜科学と疑似科学の違い〜」にリンク及び、「科学と信仰が、ごっちゃになっていることへの批判を通じて、擬似科学を解説する」として星を2ついただいていた。私はbeyondさんの「お仲間」でありますか?
5、 結局、この集団はウソつき集団であることを自分たちで暴露してしっまた。身分詐称や大学のホームページと世間を誤解させるサイトをつくったり、今回のNATROM先生とお仲間のウソつき騒動=こうしたウソつき集団の「水」批判など、ウソの塗り重ねのインチキであることを第三者にもバラしてしまったことに気がつかない哀れな集団です。
本当に哀れなのはどちらか判断するのは読者である。以上、異論があればコメント欄にでもどうぞ。