日経メディカルという雑誌に岡田斗司夫のインタビュー記事が載っていた*1。内容はもちろんダイエット関連。メタボリック症候群やら特定健診やらで、医療関係者の間でトピックである。「食事制限と毎日の運動。そんな指導ではやせません」って、まあそうなんだけどね。「太っている本人に努力を強いるやり方には限界がある」という指摘もごもっとも。それにしても、オタキングが変わったのは外見だけではないようだ。
以前は、もっとおいしいものを食べたい、もっと本棚が欲しいと、増やすことばかり考えていました。しかし今は、もっと減らしたい。お金をかけずにどこまでミニマムな暮らしができるかと、考えが変わってきた。一種のゲーム感覚です。
雑誌も本も大幅にダイエットしました。高校3年生の時に既に1万7000冊を所蔵していた私が、ほとんどの本をブックオフに売りました。ポイントは、本の内容で捨てる本を決めるのではなく、カッコイイ本だけを残して、後はすべて捨てること。
思い出が詰まっている本は、写真を撮って本は捨てる。読みたい本はなるべく立ち読みして買わないようにする。もしも1冊買ったら、1冊を捨てるようにしています。
オタクであることを辞めたのであろうか。それとも、別の形のオタクなのであろうか。
・「50kgも減ったという脂肪にオタク成分も含まれていたのではないか」
という仮説を妻が提唱した。我が家の本棚は順調に増えているが、体重はそれほど増えていないぞ。
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*1:2008年2月号P196。ちなみにこの号には、『日本の医療は脳死寸前 「医師一揆」が絶対に必要』というステキな読者投稿も載っている