「ししゃ科も会」+水からの伝言を、apjさん@水商売ウォッチングが捕捉した。
■また九大か…… (事象の地平線)
「ししゃ科も会」とは、九州大学助手の高尾征治氏が代表をしている、なんだかよく分からない会。■ししゃ科も会ホームページ*1によれば、「自然観・社会観を科学的に模索する会」の略称であるらしい。「また九大か」と言われているのは、水商売の雄、活性水素説の白畑教授のおられるのが九大だからだ。幻影随想でも取り上げられた。
日本物理学会2006年秋季大会(9月20日(水)―23日(土)、奈良女子大学)で以下のような発表があるらしい。
言葉が水の氷結状態と水中元素濃度に及ぼす影響
(九大院工)高尾征治・○川添淳一・(アイエイチエム)江本勝・
(ホワイトマックス)増本勝久・(IHMテック)里中耕也・(サロンドジャン)石田静子
<申し込み要旨>江本は独自の水の氷結技術を開発し、水の氷結状態が言葉の影響を受けて多様に変化することを示した。ここでは、それに対応して水中に微量含まれる元素濃度がどのように変わるかを調べてみた。その結果、「ありがとう」、「ばかやろう」の日本語だけでなく「Thank you」,「You fool」の英語でもカルシウム元素が同じパターンで変化することがわかった。
■江本氏的には、祈りは元素変換をも可能とするらしい(幻影随想)
九大の恥だ…。恥をついでに言えば、歯は中枢だったでトンデモ本大賞をとった村津和正先生は九州大学歯学部卒業だ。こういうのを許容する九大は本当に懐が広いですね、と誰か言え。でもまあ、どこの大学だって、探せばトンデモさんの2人や3人はいるはず。とくに九大に多いわけじゃないよ、きっと。
ししゃ科も会は、過去に進化論と創造論の掲示板で話題になったことがある。当時私は大学院生であり、キャンパスも近いし怖いもの見たさで「ししゃ科も会」ゼミに行きたくなったとか言っていたのだが、結局、ドアの前までは行っておきながら止めた。ちなみにこのとき書籍部で買ったのが、こないだ紹介した「ソロモンの指環」の文庫版なのだ。「ソロモンの指環」を見るたびに、ししゃ科も会を思い出すという嫌な連想が身についてしまった。
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*1:URL:http://www1.odn.ne.jp/shishakamo/under-index.htm