NATROMのブログ

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ステゴザウルスは千年位前まではカンボジアにもいた!

インテリジェント・デザイン論(ID論)が大流行の中で、地道に若い地球の創造論を支持する長谷川さん@創造論再評価HPの掲示板*1経由の情報。


千年ほど前に建設されたと見られるカンボジアのアンコールワット寺院遺跡の壁
に装飾で彫られたステゴザウルスを紹介します。これは全く化石の形態と同じで
す。ということはステゴザウルスは千年位前まではカンボジアにもいたというこ
とを意味します。
http://3.dtiblog.com/c/cognitivedamage/file/DSCN1658.jpg

な、なんだってー!?


解説。ID論では、一般的に、生物の複雑性の由来について正当な科学と意見を異にするものの、地球の年齢については争わない。一方、「若い地球の創造論」を支持する創造論者たちは、地球の年齢は47億年ではなく、数千年だと主張する。化石は数千年前のノアの洪水のときにでき、ノアの箱舟には恐竜も乗っていたと考える。洪水後も生き延びた恐竜が存在していたと考えるので、千年前のカンボジアにステゴザウルスがいても不思議ではないと考えるわけ。カブレラストーンなんかは有名だけど、アンコールワットは初耳。

*1:URL:http://158.teacup.com/kenko/bbs ウォッチ先を荒らさないように