NATROMのブログ

ニセ医学への注意喚起を中心に内科医が医療情報を発信します。

ハゼ釣り

最近、ボウズ続きだったので、リベンジ。必ず釣れるものということで、近所の川にハゼ釣りに。といっても、20年ぐらい釣ってない。まあいいか。ハゼだし。みんなはハゼを釣ったことあるかな?ハゼを釣るのは簡単だ。針に餌つけて、ぽいと投げ込んでおけば釣れる。以上。道具も何でもよい。今日使用したのは、サビキ釣り1000円セットの竿と、シーバス用ロッド。値段は20倍ぐらい差があるが釣果は変わらない。

ところで、魚釣りの楽しみってなんだろう?ウキが消し込む瞬間、竿の先にアタリが伝わるその感触、魚の引き、などなどだ。ハゼ釣りではそれと全く異なる楽しみを見つけなければならない。ハゼのアタリはとても微妙だ。別にアタリなど分からないても釣れる。引きはないに等しい。上げるまで、釣れているのかどうか分からない。数を釣るのであれば、微妙なアタリを見逃さず、手早く釣ることが必要なのだろう。でも、そんなことしなくても釣れるし〜。竿も固すぎたし〜。風も強かったし〜。

というわけで、どんどん釣れるが、段々、「釣り」というよりは「作業」のような気がしてきた。飽きてきてそろそろ帰ろうかとしたときに大物が来た。最初は、またコンビニ袋だと思ったのだが、釣れてみたら怖い蟹。(多分)ワタリガニでした。本日の獲物(写真)。ハゼ20数匹。最大15 cm。ワタリガニ1匹。フグ1匹。コンビニ袋数個。ワタリガニは茹でて、ハゼは大きいのは刺身、小さいのはから揚げにして美味しくいただきました。