■床下の小人たち―小人の冒険シリーズ〈1〉 (岩波少年文庫) [文庫] メアリー ノートン (著), ダイアナ・スタンレー (イラスト), 林 容吉 (翻訳)
「借りぐらしのアリエッティ」の原作。Borrowersを「借りぐらし」と訳したのは素晴らしい。アニメと違って、日本人もジムシィも出てこない。
男の子「君、飛べるの?」
アリエッティ「飛べないわ。あなたは飛べるの?」
男の子「飛べない。妖精じゃないし」
アリエッティ「私だって妖精じゃない。ていうか、妖精なんているわけないし。妖精がいるなんて信じてんのww」
という会話が面白かった(一部改変)。あと、小人たちは、「人間は雑用をするために作られた。奴隷の役目をする大男だ」と信じている。アンタら、猫か。
物語の終わり方は、原作のほうが好きだ。