NATROMのブログ

ニセ医学への注意喚起を中心に内科医が医療情報を発信します。

温泉が廃墟になっていた

外で遊ぶには寒くなってきて、たまには温泉に行こうということになった。以前から気になっていたA温泉(人工温泉だそうだがあまり細かいことは気にしない)に行ってみたが、「燃料費高騰のためしばらくお休みします」の張り紙が。そこで急遽、妻がずいぶん以前に行ったことがあるというB温泉に予定を変更した。それなりに有名どころだし、でっかい案内板もあったので大丈夫だろう。案内板から曲がった後はナビを頼りに目的地に着いた。曲がった後は、一切道案内がなかったのがちょっと気にかかるが、着いてみたらちゃんと駐車場の看板が出ていた。





駐車場の看板。他の車が一台も止まっていないのは気のせいだろう



石灯篭と紅葉。見事



イレズミの方・缶ビール等の持ち込み入浴は禁止。見かけたらフロントまで連絡をとあるが、フロントはどこだ?



なんか、だだっ広いんですけど。お風呂は?お風呂はどこ?



お風呂はたぶんこれです



これは露天だったのかな?



紅葉を見るだけでも来た甲斐はあった


はい、建物まるごと無くなっていました。改築中かもと思ったが、それならば「○月○日ごろリニューアル開館予定」とか張り紙がしてあるだろう。落ち葉は深く積もり、廃墟の感がある。廃墟マニアという人たちがいるそうだが、こういうのはどうなんだろう?温泉の廃墟は珍しいような気がする一方、まだ廃墟になって間もないので風情がないのかもしれない。





そびえ立つ鉄骨の塔(木目は描いている)


よく考えると、これがメインの看板で、これは撤去済みだったのだろう。遠くの案内板や、駐車場の看板には手が回らなかったとみえる。温泉2件に振られたので、その日はソバ食って、近所のスーパー温泉に入って家に帰った。