NATROMのブログ

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ポケモンカードの間違った遊び方

道端でアンケートに答えたかしたときに、風船やらバッチやらと一緒に、ポケモンカードをもらった。最初のゲームボーイのポケットモンスターはプレイしたが、最近の新しいポケモンは全然知らない。もらったカードはキモリというポケモンだ。山を守るからヤモリ、池を守るからイモリというところから、木を守る爬虫類だか両生類だかをイメージしたのであろう。

さて、チビもそれなりにポケモンが好きで、このカードで遊びたがった。なにやら数字が書いてあるので、対戦などして遊べる仕様になっているのであろうが、ルールが分からぬ。それにカードが1枚だけでは対戦できないだろう。そもそも、難しいルールなど、チビには理解できない。というわけで、新しい遊び方を考案した。キモリのカード以外にも、大きさが同じ宣伝用のカードが二枚入っていた。こちらは裏表がはっきりわからないので、マジックでウラ・オモテと記入しておく。二人でも三人でも遊べる。


二人用ルール
あらかじめ、(表表・裏裏)と(表裏・裏表)のどちらが勝ちなのか決めておく。たとえば、(表表・裏裏)なら私の勝ち、(表裏・裏表)ならチビの勝ち、など。
各自、一枚ずつカードを持ち、相手に見えないように、適当な掛け声(例:「ポケモン、ゲットだぜ!」)とともに、両者同時にカードを裏か表か選んで出す。
両者のカードの裏表の組み合わせで勝ちが決定する。たとえば、私が表、チビが裏なら、チビの勝ち。アイコはない。


三人用ルール
各自、一枚ずつカードを持ち、相手に見えないように、適当な掛け声とともに、三者同時にカードを裏か表か選んで出す。
一人だけ異なった出し方をした者の勝ち。たとえば、私が表、チビが裏、妻が表だったら、チビの勝ち。三人ともに表、あるいは、三人ともに裏だったら、アイコでやりなおし。

チビはルールを理解しているわけではないようだが、みんなしてカードを出しっこして勝ったり負けたりするのが楽しいようである。

基本的にこれと同じことがジャンケンで可能である。参考:アイコを少なくする方法(長谷川芳典, 1998)