ホメオパシーはリウマチ性関節炎に対して臨床的利益がある!ただし、レメディではなく"consultation process"が寄与している。レメディを決めるための過程、つまり症状やらなんやらお話を傾聴すること自体が効くわけ。そりゃそうだろうな。ちゃんとRCTをやるところがすごい。
エルンスト(「代替医療のトリック」の著者の一人)のコメント。■Homeopathy, non-specific effects and good medicine。「代替医療のトリック」とだいたい同じ。「レメディに効果がないとしてもホメオパシー全体は効果的だとかホメオパスが主張するかもしれんがそんなんに騙されんなよ。その(会話やらが効くという)効果は別にホメオパシーじゃなくてもいいじゃん。効かない治療の免罪符にするな。(大意)」
ホメオパスが反論*1しているけど意味なし。たとえば「長期のアウトカムを見ていない(長期でみたらレメディにも効果がある)」と反論しているけど、だったらホメオパス自身が自分たちで見ろよ。
*1:URL:http://www.vithoulkas.com/images/stories/Articles/letter_to_the_editor_homeopathy_rheumatology.pdf