NATROMのブログ

ニセ医学への注意喚起を中心に内科医が医療情報を発信します。

カブトムシ大量ゲット

今年もカブトムシを捕まえてやろうと、昨日、バナナトラップをしかけた。ストッキングは古くなったのを妻からもらった。バナナは、黒くなり叩き売られていたのを、3本100円で買った。バナナトラップはストッキングにバナナを入れ、木に結んでおくだけ。勤務先の病院から車で5分のところに森がある。昨日はオンコール当番であったので、どうせ自宅には帰れなかったのだ。

去年の経験から、8時半ごろにはカブトムシが出てくることがわかっていたが、急患が入ったのでバナナトラップを見にいったのは10時半ごろ。バナナ3本で3箇所に仕掛けたのだが、それぞれ1匹、1匹、2匹と、カブトムシ♂×2・カブトムシ♀×2、合計4匹の大漁であった。ちなみに去年は、ひと夏かけてクワガタ×2、カブトムシ♂×1、カブトムシ♀×1という成果であった。昨日一日だけで去年の成果と並んだことになる。12時ごろにもう一度いってみたら、さらにメスが一匹いたがスルーした。たぶん、朝方にいけばまだまだ捕れたのだろうと思う。今年もひと夏の間楽しもうと思っていたのだが、こう簡単に採れるとつまらない。飽きた。飼育槽も足らないし。

今回、何がよかったのかはよく分からないが、おそらく時期・気候であろう。3日前まで大雨で、本格的に暑くなりはじめたのが2日前である。雨の次の次の日あたりは魚がよく釣れるのだが、それと同じようなものなのではなかろうか。バナナトラップのやり方として、酒につけて発酵させると書いてあったりするが、別にそんなのしていない。去年は一度酒につけたことがあったがそのときは空振りだった。今回は、バナナの皮は少しだけ剥いた。まったく剥かないとなんとなく匂いパワーが足りないような気がするし、全部剥くと実の部分はあまり触りたくないババッチイことになっているので嫌だったからだ。

今日一日カブトムシは医局に置いていたのだが、ガサゴソ音がしてたので不審に思われたかもしれない。もって帰ってチビに見せたら、予想はしていたものの、反応はイマイチ。ムシキングで、外国の珍しくてでかいカブトムシ・クワガタを知っているからであろう。本物のカブトムシよりも、ヘルクレスリッキーブルーのムシキングカード(つよさ200)のほうにずっと反応すると思う。この現代っ子め。まあ、大人が楽しむからいいんだよ。一つ心配なのは、子猫がいたずらしないかどうかだな。