思いがけなくも時間ができ、4日の東京オフに参加することができた。急患・急変があると行けなくなるので、3日の午後まで様子をみて、それから飛行機のチケットを手配した。ナントカ割引とやら思いのほか安かった。
4日は5時起き。福岡発の7時半の飛行機に乗った。やることないのでそのまま待ち合わせの御茶ノ水駅へ直行。10時半についた。待ち合わせの時間は11時半。しょうがないのでその辺をブラブラする。湯島聖堂と聖橋を見物。結構こーゆー雰囲気好きだ。11時半になり全員集合。とりあえず昼食をシンガポール料理の店でとることにした。と思ったらまだ開いていなかったので、みんなで水道橋付近をブラブラ。奥の方ほど濃ゆそうな古本屋に入る。5000円の値がついていた文庫本があったのにびっくり。
昼食。チキンライスもカレーも美味。食べ物屋がたくさんあるところはうらやましい。ゆっくりしていたかったが、店が混んできたので退散。次は秋葉原へ。目的は、いまや観光名所となりつつあるというメイド喫茶であったが、ビルまるごとそっち系のビルに寄り道。等身大フィギュア、というかもはやマネキンなのだが、これはなかなかすごい。売り物というのがまたすごい。ナコルルはまだ現役ですか。
メイド喫茶は並んで待つという話もあったが、幸い待たずに入れた。本当にメイドさんが「お帰りなさい」と言う。店は学祭でありそうなチープなつくり。男どもは「ご主人様」と呼ばれるが、妻は「お嬢様」と呼ばれていた。三十×歳だけどお嬢様。もうすぐ5歳の息子がいるけどお嬢様。マニュアルがあるんだろうけど、いったい何歳までお嬢様なのか。ロイヤルミルクティを頼んだらポットで出てきて、メイドさんがカップに注いでくれた。ちょっとこぼして謝っていたけれど、実はサービスだったのだろうか。二杯目もついでくれるのかと思ったけど、気づいてもらえなかったので自分でついだ。メイドさんはオムライスにケチャップでネコを描くに忙しそうであった。リフレクソロジーも併設されており（メイドリフレという単語ははてなキーワードにもなっている）、メニューには耳そうじやひざまくらや爪きりまで載っていた。帰りがけの看板には、「またのお帰りをおまちしています（写真）」とあった。
4人のご主人様と1人のお嬢様は、次は東京タワーへ向かった。何で東京タワーになったんだろう？行ったら行ったで楽しかったけど。3階に「ギネスワールドレコードミュージアム」というのがあって、世界一高い人の人形など展示してあった。「世界一古い祖先」という展示があって、どうも9000年前の人骨のDNAが、なんとかとかいう歴史学の教授のDNAと一致したのだそうだ。ミトコンドリアDNAを比較したんだろうけど、よしんば一致したとしても祖先とは限らんだろとツッコミ。
夕食は新宿でジンギスカンを食べようとしたら満席だったのでトルコ料理を。ピーマンがまるごと焼いて出てきて豪快である。多分それがきっかけで、果物と野菜の違いはいったい何かという話になった。（後で調べたら、実は過去の掲示板で話題になっていた。5年も前のことなんですっかり忘れておりました。）その他いろいろと話題があったものの、いちいち覚えておらんので略。いつものように、喫茶店に場所を移して夜遅くまでお話した。どうもお付き合いありがとうございました。
5日は妻と新宿で寄席に。生で落語を見たのは初めてだが、面白い。夜の部を見ていると飛行機に間に合わないので羽田へ。雪も降らず、何事もなく福岡へ。今度はゆっくり行きたい。
【参考】■wadjaさんによるオフ会レポート 萌えビルにおいて、私はいなくなっていたのではなく、階段の前であなたがたを待っていたのです。
