ちなみに「比嘉照夫」で和文医学論文を検索すると*1、前回紹介した論文を含めて、6件引っかかる。
- 亜健康ドック 予防のための簡易総合検診(会議録)、Author:柯彬(EMウェルネスセンター), 比嘉照夫、Source:人間ドック(1880-1021)21巻2号 Page480(2006.08)
- 実験動物の血お症におけるEM-Xの影響(会議録)、Author:柯彬(EM研究機構), 鐘正賢, 周桂芬, 陳学芬, 比嘉照夫, 梁運飛、Source:和漢医薬学雑誌(1340-6302)18巻Suppl. Page54(2001.08)
- Psychoneuroimmunomodulation(精神神経免疫調節)関連のトピックス 有用微生物利用農業(EM農法)の生命倫理・世界観とその多目的利用(会議録)、Author:比嘉照夫(琉球大学 農)、Source:心身医学(0385-0307)37巻7号 Page540(1997.10)
- 廃棄物処理のエースEM菌(解説)、Author:比嘉照夫(琉球大学 農)、Source:綜合臨床(0371-1900)45巻12号 Page2835-2836(1996.12)
- 環境と健康を守る発想の転換(解説)、Author:比嘉照夫(琉球大学 農)、Source:日本農村医学会雑誌(0468-2513)44巻6号 Page784-789(1996.03)
- 環境と健康を守る発想の転換(会議録)、Author:比嘉照夫(琉球大学 農)、Source:日本農村医学会雑誌(0468-2513)44巻3号 Page193-194(1995.09)
「綜合臨床」と「心身医学」以外は、原典を入手できなかった。「心身医学」のほうは、学会発表の抄録であった。「綜合臨床」の解説記事と違い、抄録であれば編集者のチェックが入らなくてもかまわない。学会発表は、自由な発想の方が、質の担保よりも優先される。「米国臨床腫瘍学会で正式承認!」などと宣伝しているインチキ医療器具もあるが、単に学会で発表されただけのレベルの低いユニークな研究だったりする。日本物理学会ではトンデモさんによる発表があると聞く。他の発表の邪魔にならないように、隔離されているそうだ。もしかしたら、心身医学会でもそうだったのかも。
やっべえ。すげえ聞きたい。 |
あと、心底どうでもよいことなんだけど、「綜合臨床」には「EM-χ(カイ)」と書いてあるように見えるのだが、Googleで"EM-χ"and "EM菌"で検索してもほとんど引っかからない。「EM-X(エックス)」だと大量に引っかかる。誤植なの?
EM-χって書いてあるよね?誤植? |
*1:医中誌 1983年 - 2008年