妻が変なことを言う。「私の名前でGoogle検索してみると、10万件弱ひっかかる」。お前は、どこの有名人か。そんなにひっかかるわけないだろ。たとえば、私の名前では272件。チビの名前でも239件。ところがだ。実際試してみると、妻の本名で約 95,900 件(写真)。いったいどういうわけ?確かに、同姓同名の芸能人はいた。でも、検索してはじめて知ったような人だよ。それとも、私の知らないだけで、実はネット受けする有名人なのか?芸能人の検索結果を排除する目的で、「[妻の本名] 医師」で検索したが、それでも4000 件近くひっかかる。これは解くべき謎だ。まず、対照群として男性の名前が不適切ではないかと推測し、女性の名前でいろいろ検索してみた。
えー、私の妻のGoogle検索件数、樋口一葉以上、竹内結子以下でありました。同姓同名の芸能人が私の知らないだけで実は有名だったとしても、斉藤由貴以上ってことはあるまい。謎を解こうとして、妻の検索結果の「次へ」をずんずんクリックしていったら、
「長谷川眞理子」約 4,460 件。進化生物学の人。
「音無響子」約 6,480 件。思ったより少ない。
「竹宮恵子」約 23,400 件。漫画家。
「竹内久美子」約 24,300 件。長谷川眞理子より多いのは予想していたけど、納得いかねえな。
「峰不二子」約 30,800 件。
「書いただけでドバドバ人が来る」という、「あびる優」で、約 41,700 件。
「斉藤由貴」約 46,200 件。
「西原理恵子」約 57,200 件。竹宮恵子より多いのか。
「樋口一葉」約 89,800 件。
「竹内結子」約 139,000件。不機嫌なジーンは第1回しか見ていない。それはそうと、私のサイトに「竹内結子 昆布」の検索ワードで来ていた人、あなたの求める情報はありましたか?
とな。つまり、 95,700件ほどは、「似たページ」なわけだ。「ここから再検索してください」をクリックして、謎はとべてすけた!後ろの方にぞろぞろ出てきたページのタイトルは、「松葉くずし」とか「アダルト画像」とか「女教師」とか「コスプレサイト」とか。アダルトサイトの客寄せキーワードの中に、たまたま妻の本名が含まれていたというわけ。ターゲットは同姓同名の芸能人だろう。「[妻の本名] 医師」でも4000 件近く引っかかるのも、アダルトサイトのページに、「医師に扮した真琴が男の肉 ... 」という文章が入っているからなのだ。
最も的確な結果を表示するために、上の196件と似たページは除かれています。
検索結果をすべて表示するには、ここから再検索してください。