オセアニアにオポッサムが生息するかどうかについて議論となった。私の知識では、オポッサムは南アメリカに生息する有袋類であり、もしオーストラリアにも生息するとしたら、オーストラリア大陸が分離したころにはすでに存在したか、あるいは移入があったということになる。どちらもありそうにないことのように思える。一方、妻はニュージーランドでオポッサムのぬいぐるみを見たという。道路に死体がよく転がっており、ぬいぐるみも車に轢かれたタイプもあるとのこと。そういえばそんなのもあったような…。それはハリネズミかフクロモグラかなんかじゃなかったか。そこで、Googleで調べてみたところ、以下のようなサイトを見つけた。現在、「ニュージーランド オポッサム」でGoogle1位。
■カシミヤよりやわらかい ニュージーランド オポッサム マフラー
オポッサムはニュージーランドに生息する可愛い子羊と一緒にお出かけできます。小動物。
機械翻訳かカットアンドペーストのミスなんだろう。なんかカワユす。やはり、ニュージーランドにはオポッサムはいるのか。以下のようなサイト。
1837年に毛産業のためにオーストラリアから持ち込まれた草食動物のオポッサムは、外来種問題の常であるように、天敵のいないNZの快適な環境で増え続け、NZ固有種の植物からなる森林に大きな被害を与えてきた。 またオポッサムは人間や家畜に感染する結核菌の媒体でもあり、1950年ごろから害獣として駆除されてきているが数が減っている傾向はない。 車道数キロごとに1匹の割合で車に轢かれた死体を目にする。
これだ。ニュージーランドでは外来種としても、オーストラリア原産?アメリカ大陸のオポッサムとの関係は?別のページには、「オポッサムは南北アメリカ大陸に分布」とか書いてあって、オーストラリアにいるなんて書いてない。いろいろ混乱したが、たぶんこれが正解。紛らわしすぎ。