NATROMのブログ

ニセ医学への注意喚起を中心に内科医が医療情報を発信します。

子猫対チビギル

うちに縦横深さ1×2×0.3 mくらいの浅いプラスチック容器があり、砂を入れて砂場にしている。普段は雨よけおよび猫よけのフタをしていたのだが、今度の大雨でフタが壊れて水浸しになってしまった。チビもあまり砂遊びをしなくなり、この際バイオトープにしてみた。といっても、チビギルを入れただけ。一昨年のチビギルははもともといたギル(レイちゃん)に食べられて全滅したのだが、今年の5月にレイちゃんが亡くなったあと(結局8年間生きたことになる)、チビギルを十数匹すくってきて家の中の水槽に入れておいたのだ。

小さいうちはよかったのだが、だんだん大きくなってきて、近い将来水槽が手狭になることは目に見えていた。外来魚なので、その辺に捨てるわけにはいかない(まあその辺でもどこにでもいる魚なんだけど)。丈夫な魚なので屋外でも容易に飼えるであろう。食欲旺盛なので、ボウフラなども食べてくれるはずである。とりあえず二匹ほど、バイオトープ(という名のただの水溜り)に入れてみた。すると、思ったとおりというか、子猫が反応した。いくらなんでも、そうそう簡単には取れないだろうと見ていたのだが、これが水を恐れず、果敢にアタックする。


果敢にアタックする子猫
見える・・私にも魚が見えるにゃ!

20分ほど追いまわし、とうとう一匹しとめた。哺乳類の勝ち。浅いとはいえ、魚を捕まえるとはなかなかやる。汚い水で汚れたので、子猫は無理やりお風呂へ直行。バイオトープには、魚に有利なように隠れ場所をつくってやった。さて、残りの一匹は生き残ることができるか。